帯状疱疹
聞いたことありますでしょうか。
原因は水痘、帯状疱疹ウイルスと言われるウイルスにより起こされる疾患です。
水痘は子供のころに罹る水ぼうそうのことで、ほとんどの人が抗体を持って大人になります。
大人になってもウイルスは神経にこそっと棲みつき、免疫が弱った時を見計らって暴れ出し、神経を伝って皮膚に痛みが出ます。神経の走行に沿って帯状に皮疹が出てくるのが帯状疱疹です。抗体を持ってても、出てしまいます。身体のあらゆるところの神経で発症する可能性があります。
耳鼻科の領域において帯状疱疹ウイルスはハント症候群という、治癒率の悪い病気の原因と言われています。
耳周辺の顔面神経に潜伏し発症すると顔面神経麻痺、耳の痛み、難聴が出現します。それぞれの症状が遅れて出てくることもあり、診断が遅れてしまうこともある治りにくい病気です。
身体に出てくるいたみより確率は随分低いですが、この病気に苦しむ患者さんを沢山見てきました。
発症を予防できるのであれば、これは良いと思い、、、ワクチン接種、はじめました。
ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンとあります。
比較表は画像に有ります。
気になる方は一度ご相談を。